【2014年】BtoB-EC市場規模｜経済産業省　対前年比4.4%増の186兆円　EC化率は17.9%

2014月9月1日

最近非常に注目されているBtoBコマースですが、経済産業省が公式な数値として発表しているBtoB-EC（企業間電子商取引）はどれぐらいの規模なのかご紹介しています。

経済産業省は平成26年8月26日（火）に「平成25年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備（電子商取引に関する市場調査）」を公表した。

平成25年の日本国内におけるBtoB-EC（企業間電子商取引）の市場規模として、狭義のBtoB-ECは186兆円（対前年比4.4%増）に拡大し、広義のBtoB-ECは269兆円（対前年比2.8%増）に拡大した。また、EC化率としては、狭義のBtoB-ECは17.9％（対前年比0.4ポイント増）で、広義のBtoB-ECは25.9％（対前年比0.2ポイント増）と上昇している。

日本の電子商取引市場の実態並びに日米中3か国間の越境電子商取引の市場規模及び利用実態について確認することができる。

平成25年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備（電子商取引に関する市場調査） http://www.meti.go.jp/press/2014/08/20140826001/20140826001-4.pdf

著者について

鵜飼智史 Satoshi Ukai

BtoB ECの第一人者として黎明期より活躍。Eコマースの展示会での特別講演や全国規模でのセミナー活動を精力的におこなう。また、BtoB EC界隈に参入を計画する企業への社内勉強会やアライアンスなども積極的におこないBtoB ECの根本的な底上げを推進している。まだまだアナログな作業が多いBtoBの業務フローをデジタル化するべく奮闘し、これから訪れる企業のデジタルトランスフォーメーションへの本格的な対応を見据えて日々企業の業績アップに貢献している。