成功事例から学ぶ。web受発注のケースをご紹介 その③

2015月1月7日
成功事例から学ぶ。web受発注のケースをご紹介 その③

BtoB(企業間取引)をインターネット上でおこなうBtoBのEコマースは非常に注目されています。ですが、BtoBと言っても大きく分けて下記の3つの業態があります。今回はその中でも「web受発注システム」としてBtoBのEコマースをおこなっている企業にフォーカスしてご紹介していきたいと思います。

先行者たちに学ぶBtoBのススメ

・BtoB通販
・ネット卸
・web受発注システム (←今回はこれ

クローズドサイトが基本

クローズドサイトが基本


BtoBサイトの導入事例も増えてきたこともあり、このあたりまでは市民権を得てきましたよね。web受発注システムとしてBtoBサイトを運営する場合、大きくわけて2つのケースが存在します。

 1つ目は、メーカー(もしくは卸)と小売りの受発注に利用するケース
 2つ目は、同グループ(もしくはフランチャイズなど)のチェーン店などの受発注に利用するケース

ポイントとしては、発注した商品を再販するのか?経営資本が分かれているか?などが特徴としてあがると思いますが、ここでは「なぜ受注業務をオンライン化しBtoBサイトを導入する必要があるのか?」という部分にスポットを当てて考えてみたいと思います。

web受発注システムのメリットとは、、?

BtoBサイトのメリットとは

【イメージ】受注情報が一元化


(できれば事例をご紹介しながら説明したいところではあるのですが、受発注システムとして運用している企業の多くは集客が目的ではなく、ひっそりとおこないたいという企業も多いのでイメージ図をもとにお話していきます。)

上記はweb受発注システムを導入することによって業務が効率化されるイメージを図にしたものですが、電話・FAX・メールで受注業務をおこなってしまうと受注量と比例して作業量が増えてしまいます。

例えば、人気商品ほど在庫切れすると思いますが、FAXやメールで発注を受け付けていると在庫数の有無とは関係なく注文が入ってしまいます。当然、在庫が切れていることを伝えたり、納期回答したりするわけですが、受注量がある程度以上になるとその業務だけでも相当な作業量になります。

web受発注システムを導入するメリットとしては、顧客ごとに異なった対応をするという面倒な部分をシステムに任せることができるので業務の効率化をはかり、スタッフの作業の標準化をおこなうことができます。


今回はweb受発注システム(クローズドサイト)のお話しでしたが、BカートASPでは「BtoB通販」、「ネット卸」といった運用方法も管理画面から簡単に設定することができます。

著者について
鵜飼 智史
鵜飼 智史 Satoshi Ukai

BtoB ECの第一人者として黎明期より活躍。Eコマースの展示会での特別講演や全国規模でのセミナー活動を精力的におこなう。また、BtoB EC界隈に参入を計画する企業への社内勉強会やアライアンスなども積極的におこないBtoB ECの根本的な底上げを推進している。 まだまだアナログな作業が多いBtoBの業務フローをデジタル化するべく奮闘し、これから訪れる企業のデジタルトランスフォーメーションへの本格的な対応を見据えて日々企業の業績アップに貢献している。

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