
株式会社ダイキチ様の導入事例
法人向け清掃サービスのフランチャイズ事業を展開
事業内容を教えてください
私たち株式会社ダイキチは、1976年に創業し、法人向け清掃サービスのフランチャイズ展開を中心に事業を行っています。 清掃事業の他にも、不動産事業、ウォーターサーバーやマット等の衛生用品のレンタル・販売、害虫・害獣の駆除サービスなども展開しています。
安心で快適な環境を提供し、すべての人々がイキイキ暮らせる社会づくりを常に目指しています。

どのようなシーンで利用されていますか
主に、オフィスビルやマンションにおける清掃サービスを提供するカバーオール事業部で利用しています。
カバーオールは、「Health Based Cleaning System」(健康を第一に考えた清掃サービス)のもと、病院清掃レベルの品質・考え方を組み込んだ画期的な清掃サービスです。
フランチャイズ展開をしており、オフィスビル・マンション・フィットネスジム・老健施設・幼稚園など、様々な施設での清掃を実施しています。
Bカートを用いて導入したECサイトでは、当社に加盟するフランチャイズオーナー向けに、清掃に用いる消耗品を販売しています。
アナログな受発注業務で確認作業やミスが頻発
Bカート導入以前の課題を教えてください
導入前はFAX受注、Excelの注文書によるメール受注を行っていました。
当時はExcelの注文書データに前回注文時の数字が残っていたり、数字の見間違えをしたりと、ヒューマンエラーや確認作業が頻発していて、業務効率がかなり悪かったですね。
紙ベースの受発注業務では、「いつもと違う品番・個数だけど問題ないか」「在庫の関係でいつもより発送が遅れる可能性がある」等の確認業務も多く、さらにそれらの確認のための電話が担当者になかなかつながらないなど、さまざまなことに時間を取られていました。
また、倉庫会社とのやりとりも電話やスプレッドシートで行っており、その履歴すらまともに残せていない状況でした。
どのような経緯でBカートを導入されたのでしょうか
きっかけは、クラウド倉庫管理システムの「ロジザードZERO」を導入したことですね。
その際に、ロジザードさんからBカートを紹介してもらい、トントン拍子で導入が決まりました。
最初にお話を聞いた時点で欲しい機能が一通り揃っていることもわかり、料金が手頃なことに加え、直感的に使えること、デザインのカスタマイズがしやすいことが決め手となりましたね。
フランチャイズオーナーは中高年が多く、PCやスマホの操作があまり得意でない方もいらっしゃいますが、Bカートは大手ECサイトよりも見やすいくらいで、ユーザーに合わせたデザイン調整がしやすかったです。
「ロジザードZERO」「Bカート」導入で“革命”レベルの変化
2つのサービスの同時導入によって、どのような効果がありましたか?
「ロジザードZERO」のみの導入だった時点では、FAX・メールで受付した注文情報や商品の入荷・出荷予定等の反映を、CSVを用いて手動で行っていました。
そこにBカートを導入してからは、受注情報が自動で「ロジザードZERO」に反映されるようになったので、私たちは受注内容を確認するだけになりました。
煩雑な業務がクリックひとつで済むようになったので、業務改善どころか”革命”レベルの変化がありましたね。
商品コードの入力ミスによる誤出荷や二重アップロードなどのヒューマンエラーも無くなりました。
また、過去にさかのぼっての在庫履歴や今後の入荷予定商品、出荷済み商品の情報などがシステム的に見られるようになり、本当の意味での在庫管理ができるようになりました。
今ではBカート経由での注文が大多数となっており、様々な確認業務の手間が一気に減り、1日当たり1〜2時間の工数削減に繋がっています。
従来は、廃盤などで商品が変わるごとに注文書フォーマットを更新する作業も必要でしたが、今後さらにBカートへの移行が進めば、それらの更新作業もなくなる見込みです。
紙ベース受注からECサイト受注に移行するにあたって、混乱などはなかったのでしょうか?
むしろスムーズすぎてびっくりしているくらいです。
2024年7月からBカートでの取引を開始し1ヶ月半が経過した8月中旬現在、約1000人いるフランチャイズオーナーのうち約650人が移行を完了しています。
フランチャイズオーナーへの通知はメールを送った程度ですが、「登録方法が分からない」などのお問合せもほとんどありません。
Excelが使えないからと手書きFAXで注文をされていた方々も、スマホなら使えるというケースも少なくありません。
また、アプリのインストールなどが不要で、ブラウザから簡単に会員登録できるのが功を奏したのではないかと思っています。
大手ECサイトを利用する方なら直感的に操作できますし、よく買う商品のお気に入り登録や複数の配送先登録など、便利な会員向け機能があるのも広まった理由ではないでしょうか。
ちなみに、先日開いたオーナー向け勉強会では、「もっと早く導入してほしかった」と逆にお叱りを受けたくらいです(笑)
今後の展開
現在はおもにカバーオール事業部で「Bカート」を利用していますが、今後は「Bカート」を介した取引を全事業部に拡大していきたいと考えています。
今はユニフォームなど一部の商品のみ当社から直接フランチャイズオーナーに販売していますが、取り扱う商品のラインナップを拡充することで、フランチャイズオーナーの満足度向上と、お客様へのサービス拡大につなげられるといいですね。
株式会社ダイキチ
〒532-0005
大阪府大阪市淀川区三国本町1-14-5
https://www.daikichi-el.co.jp/
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BtoBサイト
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取扱商材
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運用形態
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導入目的業務効率化、電話・FAX受注をやめたい、在庫管理
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従業員数100人~
