株式会社HPS様の導入事例
タオルブランド「Hippopotamus」を展開
事業概要について教えてください。
当社は、2007年に設立しました。オーガニックコットンを使ったタオルブランド「ヒポポタマス」の販売をしており、持ち運びに便利なチーフタオルから、全身を包み込む大き目のバスタオルまで幅広いサイズの商品を取り扱っています。
自社ECサイトや楽天市場、直営店舗や百貨店などで展開しています。またギフトとしての需要も高く、オリジナルのギフトボックスに詰めた定番のタオルギフトや、手軽に渡せるプチギフトなど幅広く対応しています。
近年はタオル以外にも、ベビー用品やアパレル、バスローブ、バスマットなどの取り扱い商品を増やしており、他社アパレルブランドとのコラボや、異業種へのOEMなども行っています。
ブランドコンセプトを教えてください。
「ヒポポタマス」のブランドのコンセプトは「空飛ぶ色彩」。それまでオーガニックタオルになかったオリジナルカラーを目指しました。
再生竹繊維(バンブーレーヨン)と、有機栽培綿(オーガニックコットン)の異なる繊維を交織することで、複雑で印象深いカラーリングと、爽快感のある拭き心地を実現しています。
バンブーレーヨンは、シルクの光沢やカシミヤのような肌ざわりだけでなく、コットンに比べて約2倍の吸水力があると言われており、抜群の吸水性を秘めています。オーガニックコットンは、国際的なオーガニックコットン繊維基準の認定を受けた糸を使用しています。
課題だった在庫管理、EC化で打開
ECサイトを立ち上げた経緯について教えてください。
当社は、一般消費者向けのECに加え、顧客接点を増やすことを目的として、百貨店などの小売店舗への卸売りを行っています。2021年9月に卸売り専用のECサイトを立ち上げました。
開設したECサイトには、一般消費者向けのECと卸売りの在庫を分け、可視化したいという意向がありました。それまでは在庫とECサイトの連携は出来ておらず、一般消費者向けと卸売りで在庫の取り合いになることもありました。
導入前は3人の営業社員が取引先と商談後、FAXやメールなどで受注していました。取扱商品や販路が広がる数年間で、ECサイトと卸売りの処理の対応が難しくなり、Bカートの導入を決めました。
Bカートを選んだ理由を教えてください。
低価格でスモールスタートできるというのが大きな決め手となりました。当時、卸売りの業務は手作業でも対応できるぐらいの規模だったので、「急いで導入しなければ」というほどでも無かったんです。
でも、今後のことを考えればEC化した方が良いんだろうな、というのはなんとなく認識していました。そこで、複数のカートシステムと比較し、最も低価格でスタートできるBカートを選びました。
また、低価格からスタートできるということだけではなく、「最低限これだけは欲しい」と思っていたBtoB取引に必要な機能が揃っている点も大きな魅力でしたね。
取引先の7割がECに移行
導入の際に不安だった点は?
Bカートはセルフサーブ型のサービスということもあり、「本当に自分たちだけで導入できるのか」と、正直不安でした(笑)。セルフサーブだからこそ低価格で導入できるというのは分かっていたものの、いざ無料トライアルを初めて導入検討を始めた時は結構ドキドキしましたね。
でも、基本的な機能や操作方法などはユーザーガイドに掲載されていて、それでも分からない場合はカスタマーサポートに問い合わせることですぐに対応してもらえました。
セルフサーブで導入できるだけの環境をきちんと整えてくださっていたので、スムーズに導入まで至ることができました。
導入後の成果についてはいかがでしょうか。
やはり、導入前にネックとなっていた自社通販と卸売りでの在庫の取り合いが無くなったということが、一番大きな成果だと感じています。
また、注文受付完了や発送の通知がメールで届くので、当社側としては対応負荷が軽減されましたし、お客様側も電話やメールでその都度確認する手間が無くなったとのことで、win-winの成果が得られています。おかげ様で、既存取引先のうち約7割がECサイト経由での受発注に移行しました。
今後も新規取引先の開拓を進め、取引が決定すればBカートに促す、というフローで更なる販路拡大を目指していきます。
今後の展望
現在はセミクローズドサイトで運用しており、受発注システムとしての活用がメインとなっていますが、将来的にはオープンサイト化を目指していきたいと考えています。
バックヤードチームの業務効率化だけではなく、営業担当の社員が商談や新規顧客開拓の際に活かせるツールとなるよう、Bカートを活用していきたいですね。
株式会社HPS
〒113-0033
東京都文京区本郷1-12-5 第四太平ビル5F
https://hippopotamus.co.jp/
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BtoBサイト
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運用形態
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導入目的在庫管理 業務効率化