「鶏笑」フランチャイズ本部、資材の受発注を
Bカートで効率化

株式会社NIS
営業部 部長
古川祐樹 氏

株式会社NIS様の導入事例

確かな実績でニーズに応える急成長中のFC本部

事業内容を教えてください。

当社は、からあげ専門店「鶏笑」を全国に約300店舗を展開するフランチャイズチェーン(FC)本部を運営しています。「鶏笑」の他にも、つけ麺「麺や五山」や鶏焼き「かしわ屋将軍」のFC本部の運営も行っています。

創業当初はリサイクル事業や不動産事業を手掛けていましたが、2010年に「鶏笑」の本部を立ち上げ、第1号店を埼玉県さいたま市内にオープンしました。

ちなみに、現在は別の場所に本部を移転しているので、第1号店の設備を新規加盟店オーナー向けの研修施設として活用しています。

からあげブームで加盟店が増えているようですね。

「鶏笑」は、ここ数年でマスメディアなどに多く取り上げられ、加盟店が急増しています。近年の中食ブームのおかげで、自宅で揚げ物をつくることに負担を感じていた人々の需要を捉えることができました。

共働き世帯が増えたことに加え、コロナ禍でテイクアウトの利用が多くなり、さらに広がりを見せています。

また、大手企業とのコラボレーション商品を開発するなど、FC本部としてはかなり好調ですね。毎年開催されている『からあげグランプリ』では2部門で最高金賞を、10年連続で金賞を受賞するなど、年々人気が高まっています。

資材発注の請求・経理処理が大きな負担に

顧客の傾向を教えてください。

顧客と言っても、当社のBカートサイトを利用して頂いているのはFC加盟店の皆さんなんです。新規加盟店の傾向でいうと、約8割が個人で脱サラ系の加盟店が多い傾向ですね。

「鶏笑」の開業時の初期費用は、加盟金100万円と研修費の30万円などを含め、総額でも600〜700万円程です。他の飲食店などのFC事業と比べてコンパクトなコスト感で立ち上げられるということもあり、脱サラでの新規加盟の敷居が低いんだと思います。

他にも、FC募集情報のウェブサイトに掲載したり、展示会などに出展して新規加盟店を集めています。

Bカート導入前はどのような課題があったのですか?

導入前は自社開発のシステムを用いて、資材受発注の業務を行っていました。加盟店で使用する資材を専用のWebサイトから受注し、メーカーに発注するという流れでした。

当時、受注自体は既にWeb上で完結できてはいたのですが、請求業務や経理処理などは手作業で対応していたのです。本部には7人しか在籍していないので、全ての請求・経理処理を対応するというのは、かなり大きな負担になっていました。

私自身も、その受発注業務に大きな時間を割かざるを得ない状況でした。当然、他の業務もこなす必要があるので、手作業での受発注業務によるリソース不足が、社内全体での大きな課題となっていました。

連携サービスと同時導入で受発注業務のフローを改善

Bカートを導入した理由を教えてください。

BtoB-ECサイトのプロジェクトを開始した当時は、数社のカートを比較検討していました。そんな中、株式会社Daiが運営しているウェブメディア「フランチャイズWEBリポート」で目にしたことをキッカケに、Bカートと出会いました。

ウェブリポさんとは新規加盟店募集などでお付き合いがあったので、「同じ会社が運営している受発注システムなら大丈夫だろう」という安心感がありましたね。(笑)

導入検討における一番の決め手は、請求業務の簡略化です。Bカートは元々様々なBtoB決済サービスとの標準連携を開始していたので、それまでの業務フローでネックとなっていた『請求・経理処理』の部分を改善できると考えました。また、低価格でスタートできるというコスト感と、実際に無料トライアルを触ってみた時の使いやすさにも驚きましたね。

Bカートを導入し、どのような変化がありましたか?

やはり、受注から請求・経理処理までを全てWeb上で完結できるようになったことにより、業務フローが一気に変わりました。それまでは、Webで受注した内容を基に請求書を発行し、振込での着金確認が出来次第、資材発送を行うというフローをとっていました。

しかし、Bカートと同時にBtoB決済サービスを導入したことで掛け払い対応が可能となり、受発注業務と同時に決済周りも整備することができました。

ほぼセミオートのような形で受発注~決済・請求の業務を行うことができているので、社員の負担を大きく減らすことができています。もちろん、導入する際の加盟店への案内コスト、システム自体のランニングコストが多少かかってはしまいますが、それまでの人件費や手間を考えると、メリットの方が圧倒的に大きいと感じています。

加盟店からも、発注毎の振り込みなどの業務負担が減り、キャッシュフローが良くなったという声もいただいています。

今後の展望

現在、BtoB-ECサイトでは制服や梱包資材、調味料、販促物といったフランチャイズ店舗の運営に必要な資材を約130種類ほど販売しています。今後は、「鶏笑」ロゴの入った販促物をどんどん増やしていく予定です。

また、国内加盟店を増やしていきたいのはもちろんですが、今後は海外展開も見据えて事業を拡大していきたいと思っています。からあげは万人に愛されるとともに、宗教による制限もほとんどありません。「鶏笑」のおいしいからあげを、全世界に広めていきたいですね。

株式会社NIS

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https://nis-torisho.com/

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    業務効率化
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