飲食店の経営コンサルと食材仕入れサイトを運営

株式会社オイシード
代表取締役
長島 昭一 様

株式会社オイシード様の導入事例

ラーメン店経営のノウハウを提供

事業の概要を教えてください

オイシードは2012年頃に設立し、飲食店の開業支援(コンサルティング)を手掛けるほか、業務用食材通販を展開しています。

オイシード設立前、代表の長島が未経験からラーメン店を開業し、店舗を増やしていく中でフランチャイズチェーン本部としての運営を始めました。

FC本部といっても、フリーネームかつ1からブランドを作り上げる開店サポートのようなスタイルでラーメン店、居酒屋等を開店していきました。

やがて周囲から「店舗運営のノウハウを教えて欲しい」という声を頂くようになり、FC本部を解体して、現在の開業支援・食材供給の2本立てスタイルでの経営に舵を切りました。

どのような営業スタイルでしょうか

従来は、よくある対面の営業スタイルでしたが、ここ数年でウェブサイトを活用して顧客との接点を増やす方針に切り替えました。

ウェブサイトからお問い合わせいただいた飲食店を対象にした試食会のほか、独自商品の試作会、Zoomでの説明会などを開催しています。中でも無料試食会は多くのお客様に好評を頂いています。

お問い合わせにおける相談の内容は商品作りについてが多く、次点で店舗のブランディング相談が多い傾向にあります。売れるお店を作る条件として、良い商品を作ることは必須ですが、商品力だけでは売れません。コンサルを行っている都合上ここで詳しくお話しすることは出来ませんが、私たちは「売れる店舗」を作るための総合サポートを行っています。

事業拡大のためにBカートへリプレイス

Bカート導入前はどのような運営をされていたのでしょうか

当初はBカートとは別のカートシステムを用いて受発注サイトを運営しており、食材卸の取引が始まった顧客からの注文を受ける形のシステムでした。

コンサルを行っているという事はほとんど表に出しておらず、食材卸の商談の中でコンサルの要請があれば随時対応していくというスタイルをとっていました。

ただ、コンサルの要望がある顧客は店舗運営へのモチベーションが高く、コンサルを続けていくことで店舗の売上が伸び、それに応じて食材卸の流通量が多くなるというパターンが多かったんですよね。

そのため、現在はコンサルティング業務を前面に出して、食材の仕入れも併せてできるという点を訴求しています。

Bカート導入でBtoB-ECサイトを刷新した狙いとは

食材卸の業容を拡大するため、2020年にBカートを導入し「プロの為の食材.com」として刷新しました。

それまで利用していたカートシステムの使い勝手に課題があったのもありますが、食材卸事業の流通量が多くなってきたことで、「いっそ新しくしてしまおう」とカートシステムのリプレイスを決めました。

新システムの導入検討にはBカートを含めた3社のカートシステムをピックアップし、Bカートに決めました。決め手となったのは、サポート体制がしっかりしているという点でした。電話でのサポートはもちろんのこと、ユーザーガイドもとても充実しています。分からない点があってもすぐに解決できるという点で、他社サービスよりも秀でていると感じましたね。

オンライン化により生産性が一段と高まる

Bカートに切り替えたことによる変化はありましたか?

電話によるサポートがあることで、元々PC操作が不慣れだった私もECサイト運用に携わることができるようになりました。

操作に慣れることで使いこなせるようになったほか、Bカートと外部サービスを活用し独自に自動発注システムを組むことで生産性が高まり、コンサルティング業務に注力できるようになっています。

また、業界の傾向としてラーメン店の食材仕入れについては、まだまだFAXや電話などのアナログな方法が主流なので、オンラインで受発注ができる点で他社との大きな差別化にもなっています。

今後の展望

開業支援のサポートを集客型の講座として始めようと考えています。これまでは1対1の個別サポートが中心で、どうしてもサポートコストが高くなってしまっていました。

今後は、1度に大勢を対象とするスタイルである講座型のサポートを新たにスタートさせ、低予算で広くサポートができる体制を整えていきたいですね。

ラーメン店が飲食店として多角化できるように、唐揚げ店や弁当、スイーツ系食材の取扱やコンサルティングも行い、全国のラーメン店の売り上げに貢献したいと考えています。

株式会社オイシード

〒104-0061
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https://www.oiseed.co.jp/