左から)敷島製パン株式会社 杉本 拓三氏、竹中 秀範氏、古曵 進悟氏

会員数1.7倍に成長!EC事業の「DXの入口」にもなったBカート

敷島製パン株式会社
杉本 拓三 様
竹中 秀範 様
古曵 進悟 様

敷島製パン株式会社様の導入事例

「超熟」のPascoが手がける冷凍パン事業

事業内容を教えてください

敷島製パン・杉本:敷島製パンは「超熟」ブランドで知られる製パンメーカーですが、 じつは40年ほど前からBtoB向けの冷凍パン事業を展開しています。神戸の専門工場で冷凍パン生地を製造し、 スーパーのベーカリーコーナーや飲食店、カフェチェーン、宿泊施設などさまざまな業態のお客さまに商品を販売してきました。

BtoB向けの冷凍パンは大きく2種類あります。「冷凍パン生地」は発酵前の練り上げた生地をそのまま急速冷凍したもので、 お店で発酵して焼いていただきます。「焼成後冷凍パン」はこだわりの素材と製法で焼いたパンを急速冷凍したもので、 解凍するか軽く温めるだけで焼きたての品質のパンを提供できます。

パンを小麦粉から作るには、朝早くから粉を混ぜて発酵、焼成と、かなりの時間がかかります。 当社の商品は、150種類強の商品数があり、人手不足で時間や人員の余裕がないお店でも、製品ラインアップを揃えられます。

主な取引先はスーパーのベーカリーコーナーですが、それ以外にもカフェチェーンやファストフードなど、 「おいしいパンを提供したいけれど店内で焼けない」というお客さまに広くご利用いただいています。

Bカート導入以前の課題を教えてください

敷島製パン・竹中:2007年からBtoB向けの冷凍パンを販売するECサイトを展開しています。 以前使用していたカートシステムでは、スマートフォンからの閲覧や購入ができませんでした。 拡張性もあまりなく、お問い合せの受付には別のメール配信サービスを導入する必要があるなど、多くの手間がかかっていました。

また、一部のECのお客さまからFAXやお電話で注文をいただいており、こちらで手入力する必要がありました。 手入力による対応は確認や修正の手間も多く業務が煩雑になり、ミスは避けられませんし、業務効率もよくありませんでした。

どのような経緯でBカートを導入されたのでしょうか

敷島製パン・竹中:2021年9月にBカートを導入しました。 直接的なきっかけは、以前使用していたカートシステムのサービス提供が終了になったことです。

新しいカートを探すなかで重視したのは、まずスマートフォンから購入できること。 複数の候補の中でBカートは、業務用ではトップに近いシェアを持っていること、システム知識がなくてもメンテナンスできることが決め手になりました。 HTMLなどの専門知識がなくても、自分たちで更新できるのは大きかったです。

Bカート導入後、どのような成果がありましたか

敷島製パン・竹中:会員登録数がすごく増えました。 だいたい月100件ペースで増えていて、売上も前年比105〜110%を4年間維持しています。

会員増加の要因は、サイトの使いやすさが向上したことが大きいと思います。 いま、当社のECサイトでは7割近くのお客さまがスマートフォンで閲覧、購入されています。 スマートフォンに対応できるカートシステムを導入したことで、より多くのお客さまと接点を持つことができるようになりました。

また、以前はFAXやお電話でのご注文も承っておりましたが、Bカートの導入を機に、 ECのお客さまはサイトからのみでご注文をいただく形に変更いたしました。 一部のお客さまから「何でやめたの?」という声はいただきましたが、ご理解いただき、スムーズに移行することもできました。 その結果、受注業務の負担が大きく軽減され、ミスも起きにくくなりました。 結果論になりますが、良い形で切り替えができたと思っています。

冷凍パンがUFOキャッチャーの景品に!?

新しい顧客層は開拓できましたか

敷島製パン・竹中:取引規模を問わず、幅広いお客さまとの新しいお取引が生まれています。 最近多いのはイベント関係や移動販売。駅前でパンを売りたい方、百貨店の催事など、固定店舗ではない方からお問い合わせをいただいています。 文化祭や大学の学祭関係も増えてきましたね。

敷島製パン・杉本:新しいタイプのお客さまもいます。 居酒屋がワインに合わせたり、アヒージョを提供するためにパンを使うケース。 カラオケ店がフードメニューに力を入れて当社商品を採用する例もあります。おもしろかったのは、ゲームセンターの景品という事例。 冷凍庫の中にクレーンがあって、冷凍パンを吊り上げるUFOキャッチャーがあるそうです。

敷島製パン・竹中:実際の注文内容を見ていると「こんなお客さまが冷凍パンを買ってるんだ」 という発見があって、新たな事例を見つけるのが楽しみになっています。我々が想像しえなかった冷凍パンの使い方が生まれています。

サイト運営の工夫を教えてください

敷島製パン・竹中:「Pascoが業務用冷凍パンも扱っていると知っていただく」ということを意識して運営しています。 認知拡大のための取り組みの一つとして「パンたす」というサービスサイトを運営し、業務用冷凍パンの魅力や活用シーンを発信しています。

また、ECの会員さまには週1回を目標にメルマガを配信しています。新商品の紹介を月1回行い、 「この季節のイベントにはこのパンが合いますよ」といった提案も実施しています。ECサイト内には商品紹介動画も掲載しています。

BカートがDXの入口に

Bカート導入をきっかけに、他にも変化はありましたか

敷島製パン・竹中:導入当時は社内にまだ煩雑な処理業務が残っていましたが、 Bカートアプリストア内にあるBカートと連携できるツールを導入することで大きく改善しました。 とくにBカートさんに紹介いただいた「LOGILESS(ロジレス)」は、かなりの業務改善につながりました。

Bカートの強みのひとつは連携ツールが多いこと。Bカート単体では改善できなかった部分も、APIで連携できるツールを組み合わせて解決できました。 ルーティン業務を削減したことで、社内リソースをサイト上での情報発信に注力できる体制へと整えることができています。

Bカートを軸にいろいろなツールを連携させてひとつのスキームが構築できたので、Bカートの存在自体がEC事業のDX推進の入り口になったと思います。 さらにそこを広げていって、もっといろいろなものを拡充していきたいですね。

敷島製パン・古曵:Bカートのサポートも助かっています。 AIチャットもありますが、要点を掴むのが難しい時は、状況を丁寧にヒアリングしたうえで、必要な操作を分かりやすくサポートいただけるので、本当に心強いです。

今後の展望

敷島製パン・竹中:2007年からECを始めて、18年が経ちます。 おかげさまで売上は伸びてきましたし、まだ伸びる余地があると考えています。私たちの販売チャネルのひとつの柱として、より太くしていきたいです。

そのためにも、新規のお客さまをより増やす取り組みとして、パンたすサイトでの情報発信を今後も強化していきます。

また、一般的なECでは、北海道や沖縄、離島などで送料が別途上乗せされることも多いですが、私たちのBtoB ECサイトでは地域による送料の上乗せを行わず、 お買い求めいただきやすいように送料を全て無料にしています。こうした取り組みを通じて、今後も全国のお客さまに喜んでいただけるサービスを目指していきたいです。

敷島製パン株式会社

〒461-8721
愛知県名古屋市東区白壁五丁目3番地

  • BtoBサイト
  • 取扱商材
    食品・飲料(業務用冷凍パン ※冷凍パン生地、焼成後冷凍パン)
  • 運用形態
  • 導入目的
    新規顧客獲得、業務効率化、通販の売上拡大
  • 従業員数
    3,502人(2025年8月末現在)

公開日:2026年3月16日 公開当時の情報となります

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