Bカートは優秀な
”営業マン”

株式会社ザラボ
代表取締役
山田 元樹 様

株式会社ザラボ様の導入事例

カラコン・食品などの仕入れニーズへ柔軟に対応

事業内容について教えてください。

私はコンタクトレンズのメーカーに約8年間勤めていたのですが、その後、ネット専業の卸売り専門企業として2013年に当社を立ち上げました。
現在は、企業によるコンタクトレンズの仕入れに応じるBtoB ECサイト「TheLab BtoB」、一般消費者向けのコンタクトレンズのECサイト「TheLabオンライン」、雑貨・食品・介護用品などを販売するECサイト「TheLab」の三つを運営しています。

取扱商材が多岐に渡っていますが、その理由は?

主力であるコンタクトレンズの取り扱い数は100品目、度数・色などに分類すると約1万SKUです。全体の売り上げの約8割はコンタクトレンズが占めています。

BtoB ECサイトでは、コンタクトレンズと食品を取り扱っています。食品は国産素材で無添加にこだわっています。食品については当初、コンタクトレンズを購入した人へのプレゼント品として扱ってきましたが、仕入れを希望する企業が出始めてきたことを受けて卸売りを始めました。
ネットショップで2回以上購入したお客さまに対して、購入回数に応じて食品などをプレゼントして、アフターフォローにつなげています。
介護用品、雑貨、食品関係は、私が自ら取引先を探して仕入れ交渉しています。

小ロットの仕入れにも柔軟に対応されているのですね。

コンタクトレンズの卸売りを行う他社との差別化として、当社が商品数を幅広く取り扱うことで、小売店の小ロットで多品種な仕入れに対応しています。
メーカーなどから直接仕入れる場合、小ロットでの仕入れは難しい現状があります。中小規模のネットショップは、幅広く少しずつ仕入れたいと考えており、なるべくこのようなニーズに柔軟に応えています。

1-D ROYAL社との共同開発コンタクトレンズブランド「ZERU.(ゼル)」や「EYELABO.」の正規代理店であることも他社にはないポイントとして訴求しています。

ネットショップも商品ラインアップを広げる手段として当社のような仕入れサイトを活用してほしいです。

創業当初からBtoB ECを導入

BtoB ECを始めた経緯については。

前職でも卸サイトは運営していましたが、起業するまではコンタクトレンズの卸売りをネットで行っている競合はほとんどありませんでした。その一方で、FAXや電話で注文して仕入れる手法が中心で受注全般におけるミスも多い状況でした。
しかしながら、起業した2013年には卸売りをネットで行う競合が大多数を占める状況に激変していました。

「Bカート」を採用した理由について教えてください。

前職で卸サイトを運営する中で、在庫を卸サイトと小売との複数ECサイトやモールで管理できていなかったことが課題でした。
創業時にBカートを導入する決め手だったのが、ネットショップ一元管理システム、(ネクストエンジン)との連動が可能なことと、シンプルで使いやすい点です。

業務効率高め、マーケティング業務に注力

Bカート導入後はいかがでしょうか。

導入前は、取引先にとってバリエーションが多くありませんでした。
Bカートを導入することで、取引先の規模や条件によって価格の表示が簡単に変更できるなどカスタマイズが可能になりました。

また、新商品発売時には即時に卸サイトで告知を行うことが可能で、取引先への新商品発売メールも容易に行えるようになり、Bカートは営業マンという位置づけです。
営業社員を新たに採用せずに検索からの新規顧客獲得に成功し、また仕入れ業務や発送業務を強化できています。業務効率が向上し、他のマーケティング業務を含めた販売に力を注ぐ時間を確保できています。

今後の展開について

一般消費者向けのBtoC ECサイトを運営することで、ネットショップでコンタクトレンズを販売する初心者に販売方法などのアドバイスを行っています。

また、オリジナルコンタクトレンズの開発やカラコンのデザイン、ブランディングのお手伝いも積極的に行っております。単に商品を卸すということだけではなく、当社がBtoC ECで培ってきたノウハウもセットで提供することでアフターフォローにつなげています。

近年は越境EC事業が伸びています。東南アジアでカラーコンタクトレンズの人気が高まっており、中国をはじめ、台湾などにも卸売りを広げていき、早期に売上高10億円を目指していきたいと考えています。

株式会社ザラボ

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