【2022年度版】BtoB-EC市場規模|EC化率は35.6%に成長@経済産業省
BtoB 受発注の用語集
マスカスタマイゼーション(マスカスタマイゼーション) とは
マスカスタマイゼーション(英:mass customization)とは、顧客の要望を個別に対応しながらも大量生産を実現するという、相反する要望を一つにした製造方法のこと。
もう少し噛み砕いた表現をすると、広告業界でよく使われる、テレビ・雑誌・ラジオなどを対象にしたマス広告(マス:大きな塊、集団などに対して露出する広告を指す)のマスの部分と、ある顧客に対して入念なヒヤリングをおこない実現させるオーダーメイドを組み合わせておこなう製造手法の考え方である。
例えば、Apple社が販売しているiPhone(アイフォン)やiPad(アイパッド)などもこの「マスカスタマイゼーション」といった視点でみるとわかりやすのではないでしょうか。Aさんが持っているiPhoneと、Bさんが持っているiPhoneは側は同じでも中身は全く違うものになっています。
Google社やApple社といったIT企業が自動車産業へ進出していますし、目に映るモノ全てがオンラインで繋がるIOTの波も進んでいます。わかりやすいところで言えば、iPhoneと自動車の連携などを切り口にこのマスカスタマイゼーションが起こっていくかと思います。また、トヨタ自動車もマスカスタマイゼーションの流れを汲み経営戦略として採用しはじめているように思うので、従来は個別大量生産が不可能だとされていた自動車産業にもまったく新しい販売手法が確立されていくのでしょう。