Bカートのターゲットについて

2021月10月19日
Bカートのターゲットについて

この記事ではBカートのパートナー様向けに、Bカートのターゲット層となる顧客の特徴についてご紹介していきます。

Bカートのターゲットを知る

ターゲットを知る5つのポイント

Bカートのパートナー様からはどのような企業にBカートを提案すればいいのか?というご質問をよくいただきます。今回の記事では、企業規模や、業態、業界、EC経験、普及学の5つのポイントからBカートを導入しやすい企業の特徴について解説していきます。

 

Bカートを導入しやすい企業の特徴について

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1.企業規模から考える

メインターゲットは年商10~100億円の中小企業

Bカートは、そのサービスの特徴からメインターゲットを中小企業に置いています。また、これまでのBカートの導入実績から「一定の年商規模」の中小企業でBカートを導入しやすいがことがわかってきました。

 年商10億~100億円までの中小企業がメインターゲットとなる理由

年商10億円以下の場合               注文数が少ないため、EC化のメリットを受けずらい
・年商100億円以上の場合            注文数が多いため、大規模サイト特有の複雑な機能が必要

つまり企業規模を年商で見た場合、約10億円~100億円までがBカートのメインターゲットと言えます。

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大手企業の場合、EC年商10億円以下がターゲット

大手企業の場合でも、新規事業でBtoB ECを行う場合はそこまで予算が取れないことも多くスモールスタートを希望される場合があります。また、既存のBtoB EC年商が10億円以下の場合は、要求される機能もシンプルなことが多いのでBカートでスモールスタートすることも可能です。

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2.業態から考える

Bカートの導入実績がある業態は?

Bカートの利用実績が多い業態は一言でいうと「法人相手に物販を行う企業」です。具体的には、メーカー、商社、卸売業者、問屋さま等に多くご利用いただいています。

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3.Bカートの利用実績がある業界から考える

Bカートの得意な業界は?

Bカートの利用実績が多い業界は「美容関係」の商材になります。具体的には、ファッション、シャンプー、化粧品、カラーコンタクト等です。これらの業界では、早い段階でEC化が進みBtoCのECがかなり浸透しているという特徴があります。これにより、メーカーや卸はEC化にあたって必要な「商品マスタの整備」や「受注業務フロー」が整っていることが多く、Bカートもすんなり導入が進む背景があるのではないかと考えています。

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関連記事:Bカート サイト紹介 美容・健康

 

 Bカートがマッチしない業界は?

一方で、Bカートがマッチしない業界があるのも事実です。下記のような業界は、いくつかの理由でBカートにマッチしない場合あります。

・サービス/役務提供 月額で継続課金が必要な場合
・食品(不定貫)                 
・受注生産品(複雑な加工指示があるもの)
・注文に添付データが必要なもの

 

4.ECの経験値から考える

モールや自社サイト(toC)などのEC経験があるか?

Bカートを導入するにあたって重要なポイントとして「ECサイト」の運営経験があるかどうか?があります。BtoBECのサイトでなくても、BtoCのモール(Amazonや楽天)であったり自社サイトの経験があると、サイト構築準備や運営フローがわかるので、Bカートの導入もスムーズに進みます。

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なぜEC経験があるとよいのか?その理由

ECサイトの構築面
BtoC EC事業で用意した商品マスタや商品画像が整っており、マスタ作成の時間を省ける

EC担当者
BtoC ECの経験のある担当者が、新たなBtoBEC担当にノウハウを伝えられる

業務フローの構築
BtoC EC事業で整えた、商品登録や受注フローをBtoBECにも流用できる

 

5.普及学の観点から考える

普及学とは?

普及学とは、新しいアイデアやサービスがどのように社会に普及するかを説明しようとするマーケティング理論で、イノベーター理論とも呼ばれています。スタンフォード大学のエベレット・M・ロジャーズ教授が1962年に『イノベーション普及学』という著書の中で提唱しました。

参考記事:イノベーター理論とは?

 

BtoB ECのEC化率(普及率)は?

では、BtoB ECの日本国内普及率はどのくらいになっているのでしょうか?2021年に発表された経済産業省による「電子商取引に関する市場調査」によると、BtoB ECの日本国内EC化率は「33.5%」となっていることがわかります。

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関連記事:【2021年】BtoB-EC市場規模|EC化率は33.4%に成長@経済産業省

関連記事:令和2年度 産業経済研究委託事業 (電子商取引に関する市場調査)

 

BtoB ECはアーリーマジョリティーまで普及している

上述の資料によると2020年の段階でBtoB ECの日本国内EC化率は「33.5%」に達しています。普及学の観点でいえば日本国内の市場において「アーリーマジョリティ」に属するユーザーにまでBtoB ECが浸透していると考えることができます。

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アーリーマジョリティの特徴

アーリーマジョリティーは、情報感度については比較的高いものの、新しい製品やサービスの導入には慎重になるのが特徴で市場全体の34%を占めているといわれています。

アーリーマジョリティーはアーリーアダプターの意見に大きく影響を受けるので、アーリーアダプターのBtoB EC導入事例インタビュー記事などが有効であると考えられます。

パートナーの皆様は、これから提案されるクライアントさまに導入事例やインタビュー記事をご紹介してみてはいかがでしょうか?

関連記事:Bカート お客様の声

関連記事:Bカート サイト紹介

著者について
Bカート運営部
Bカート運営部 Bcart Operations Department

BtoBならBカート!で、おなじみのBカート運営部です。BtoB(企業間取引)のEC化を促進し社会にインパクト与えます。より良いサービスをご提供できるようスタッフ一同奮闘中!

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