【2022年度版】BtoB-EC市場規模|EC化率は35.6%に成長@経済産業省
この記事ではBカートのパートナー様向けに、Bカートのターゲット層となる顧客の特徴についてご紹介していきます。
Bカートのターゲットを知る
ターゲットを知る5つのポイント
Bカートのパートナー様からはどのような企業にBカートを提案すればいいのか?というご質問をよくいただきます。今回の記事では、企業規模や、業態、業界、EC経験、普及学の5つのポイントからBカートを導入しやすい企業の特徴について解説していきます。
Bカートを導入しやすい企業の特徴について
1.企業規模から考える
メインターゲットは年商10~100億円の中小企業
Bカートは、そのサービスの特徴からメインターゲットを中小企業に置いています。また、これまでのBカートの導入実績から「一定の年商規模」の中小企業でBカートを導入しやすいがことがわかってきました。
年商10億~100億円までの中小企業がメインターゲットとなる理由
・年商10億円以下の場合 注文数が少ないため、EC化のメリットを受けずらい
・年商100億円以上の場合 注文数が多いため、大規模サイト特有の複雑な機能が必要
つまり企業規模を年商で見た場合、約10億円~100億円までがBカートのメインターゲットと言えます。
大手企業の場合、EC年商10億円以下がターゲット
大手企業の場合でも、新規事業でBtoB ECを行う場合はそこまで予算が取れないことも多くスモールスタートを希望される場合があります。また、既存のBtoB EC年商が10億円以下の場合は、要求される機能もシンプルなことが多いのでBカートでスモールスタートすることも可能です。
2.業態から考える
Bカートの導入実績がある業態は?
Bカートの利用実績が多い業態は一言でいうと「法人相手に物販を行う企業」です。具体的には、メーカー、商社、卸売業者、問屋さま等に多くご利用いただいています。
3.Bカートの利用実績がある業界から考える
Bカートの得意な業界は?
Bカートの利用実績が多い業界は「美容関係」の商材になります。具体的には、ファッション、シャンプー、化粧品、カラーコンタクト等です。これらの業界では、早い段階でEC化が進みBtoCのECがかなり浸透しているという特徴があります。これにより、メーカーや卸はEC化にあたって必要な「商品マスタの整備」や「受注業務フロー」が整っていることが多く、Bカートもすんなり導入が進む背景があるのではないかと考えています。
関連記事:Bカート サイト紹介 美容・健康
Bカートがマッチしない業界は?
一方で、Bカートがマッチしない業界があるのも事実です。下記のような業界は、いくつかの理由でBカートにマッチしない場合あります。
・食品(不定貫)
・受注生産品(複雑な加工指示があるもの)
・注文に添付データが必要なもの
4.ECの経験値から考える
モールや自社サイト(toC)などのEC経験があるか?
Bカートを導入するにあたって重要なポイントとして「ECサイト」の運営経験があるかどうか?があります。BtoBECのサイトでなくても、BtoCのモール(Amazonや楽天)であったり自社サイトの経験があると、サイト構築準備や運営フローがわかるので、Bカートの導入もスムーズに進みます。
なぜEC経験があるとよいのか?その理由
・ECサイトの構築面
BtoC EC事業で用意した商品マスタや商品画像が整っており、マスタ作成の時間を省ける
・EC担当者
BtoC ECの経験のある担当者が、新たなBtoBEC担当にノウハウを伝えられる
・業務フローの構築
BtoC EC事業で整えた、商品登録や受注フローをBtoBECにも流用できる
5.普及学の観点から考える
普及学とは?
普及学とは、新しいアイデアやサービスがどのように社会に普及するかを説明しようとするマーケティング理論で、イノベーター理論とも呼ばれています。スタンフォード大学のエベレット・M・ロジャーズ教授が1962年に『イノベーション普及学』という著書の中で提唱しました。
参考記事:イノベーター理論とは?
BtoB ECのEC化率(普及率)は?
では、BtoB ECの日本国内普及率はどのくらいになっているのでしょうか?2021年に発表された経済産業省による「電子商取引に関する市場調査」によると、BtoB ECの日本国内EC化率は「33.5%」となっていることがわかります。
関連記事:【2021年】BtoB-EC市場規模|EC化率は33.4%に成長@経済産業省
関連記事:令和2年度 産業経済研究委託事業 (電子商取引に関する市場調査)
BtoB ECはアーリーマジョリティーまで普及している
上述の資料によると2020年の段階でBtoB ECの日本国内EC化率は「33.5%」に達しています。普及学の観点でいえば日本国内の市場において「アーリーマジョリティ」に属するユーザーにまでBtoB ECが浸透していると考えることができます。
アーリーマジョリティの特徴
アーリーマジョリティーは、情報感度については比較的高いものの、新しい製品やサービスの導入には慎重になるのが特徴で市場全体の34%を占めているといわれています。
アーリーマジョリティーはアーリーアダプターの意見に大きく影響を受けるので、アーリーアダプターのBtoB EC導入事例やインタビュー記事などが有効であると考えられます。
パートナーの皆様は、これから提案されるクライアントさまに導入事例やインタビュー記事をご紹介してみてはいかがでしょうか?
関連記事:Bカート お客様の声
関連記事:Bカート サイト紹介