【2022年度版】BtoB-EC市場規模|EC化率は35.6%に成長@経済産業省
今回の記事ではBtoB EC業界におけるカートシステムの提供体制について書いてみようと思います。
昨今ではBtoBでもEC化がすすみ、様々なカートシステムが登場しています。それぞれのサービスで、導入費用や実現可能なことも様々ですが、大きくわけて【クラウド型】【パッケージカスタマイズ型】【フルスクラッチ型】の3つのサービス形態に分類できると考えています。
1.クラウド型の特徴 (Bカート)
クラウド型のメリット
クラウド型の特徴としては、オンプレミス型と異なり自社内にサーバーを設置する必要がなく、クラウド上のサービスにログインすることですぐに利用が開始できる点にあります。そのため導入コスト抑えられ、導入にかかる期間も短く中小、中堅企業には導入しやすいサービスになっています。
・短い期間で導入できる
・システムの管理費を削減できる
・障害時におけるトラブル対応が不要になる
・災害時でも、影響を最小限にとどめることができる
クラウド型のデメリット
一方、クラウド型のサービスは、個別にカスタマイズ対応ができないことも多いので、自社の要求する機能が標準機能で搭載されているか?を確認することが重要です。
Bカートの特徴
Bカートもクラウド型のサービスなので、個別にカスタマイズ対応ができません。その代わりに、いつくかの特徴をご用意しております。
Bカートアプリストア
また、個別カスタマイズができない代わりに、豊富なアプリが用意されていることも特徴の一つです。
現在、Bカートではカード決済サービスやWMSなどを始めとして36種類以上のアプリをご用意しています。行っています。(※最新の連携サービスはBカートアプリストア にてご確認ください。)
Bカートだけでは解決できない領域も豊富なアプリを利用することで解決できる可能性があります。
関連情報:Bカートアプリストア
無料アップデート体制
Bカートでは毎月無料で標準機能のアップデートを行っています。アップデート実績はすでに90回以上。
関連情報:Bカートアップデート情報
2.パッケージカスタマイズ型
パッケージとは、ECサイトに必要な基本機能が標準搭載されたシステムを指します。そして、パッケージカスタマイズ型のサービスは、標準機能以外の部分については追加カスタマイズできるという特徴があります。
これにより自社特有の個別の機能要件についても追加開発を行えば対応できる部分にメリットがあります。BtoBならでは、業界特有の要件など細部にわたるシステム要件がある企業さまにはオススメです。
また中規模から大規模サイトの構築を検討されている企業さまにも適しています。
参考:ecbeing
フルスクラッチ型
フルスクラッチ型の特徴は、1からシステムを構築していくので完全に要望通りの機能を備えたシステムを作ることができる点にあります。
その分、費用と開発期間についてはそれなりにかかってしまうので大企業向けのサービスと言えそうです。
大規模ECサイト対応
EC年商数百億円規模のサイトにも対応できる拡張性の高さがあります。
プログラムソースの公開
サービスによってはECサイトパッケージのプログラムが公開さていることで、ブラックボックス化を防ぎシステムの内製化へ移行することも可能となります。
4.Bカートのポジショニングについて
BカートはBtoB ECサービスの市場の中では「費用面」はもっともリーズナブルで「導入リードタイム」も短いというポジショニングにあります。
はじめてBtoBEC進める中小企業さまに最適なサービスになるよう今後のサービス改善を進めていきたいと思います。