卸売業の経営実態|東京都 産業労働局 東京の中小企業の現状(流通産業編)を発行

2015月5月8日
卸売業の経営実態|東京都 産業労働局 東京の中小企業の現状(流通産業編)を発行

BtoB(企業間取引)の中でもBカートASPが直接的に役立てるであろう中小企業の動向を調査したリポートが出ていたので取り上げてみました。都内に本社がある中小流通業を対象(卸売業に関しては3000社対象、有効回収率38.5%)に無作為に抽出したアンケートです。

東京都 産業労働局が、2014年の「東京の中小企業の現状(流通産業編)」を発行した。本調査は流通・製造・サービスという3つの産業について毎年1つずつ順番に、東京都における中小企業の経営実態を調査している。

前回(2011年)発行のした流通産業編との調査と比較した売上高の変化を尋ねたところ、中小卸で最も多かったのが「大幅減少(10%以上)」で30%、次が「やや減少(10%未満)」で24%だった。売上現象の打開策として卸売機能の強化について尋ねると「品ぞろえの深さ(専門性)」が最も多く42%。「商材の発掘」(32%)が続いた。

平成26年度東京の中小企業の現状(流通産業編)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2015/05/60p57200.htm

著者について
鵜飼 智史
鵜飼 智史 Satoshi Ukai

BtoB ECの第一人者として黎明期より活躍。Eコマースの展示会での特別講演や全国規模でのセミナー活動を精力的におこなう。また、BtoB EC界隈に参入を計画する企業への社内勉強会やアライアンスなども積極的におこないBtoB ECの根本的な底上げを推進している。 まだまだアナログな作業が多いBtoBの業務フローをデジタル化するべく奮闘し、これから訪れる企業のデジタルトランスフォーメーションへの本格的な対応を見据えて日々企業の業績アップに貢献している。

Bカート ブログ

EC業界の最新ニュースやBカートの運営方法、マーケティング手法などをご紹介。Bカートブログを購読して最新の記事情報をメールで受け取りましょう。

いつでも購読を解除することができます