【2022年度版】BtoB-EC市場規模|EC化率は35.6%に成長@経済産業省
国内BtoC-EC市場規模が13.8兆円に成長と注目を集めていますが、BカートASPの領域であるBtoB-ECの市場規模はなんと202兆円!毎年、経済産業省が発表している調査結果です。越境ECや世界の電子商取引(EC)市場など、気になる情報も今すぐチェック!
最新の調査結果はこちら(平成28年度我が国、、)から
経済産業省は平成28年6月14日に 「電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました~国内BtoC-EC市場規模は13.8兆円に成長~」を発表した。
詳細は以下の通り。
BtoB-EC市場規模の推移(2011年~2015年)
国内電子商取引市場規模動向としては、 広義のBtoB-EC市場規模は、288兆2,950億円(対前年比3.0%増)でEC(eコマース、電子商取引)の浸透を確認できる数値であるEC化率は27.3%(対前年比0.8%増)だった。
また、狭義 BtoB-EC 市場規模は、202 兆 5,260 億円(対前年比3.0%増)でEC化率は19.2%(対前年比0.7%増)と上昇している。
また、 BtoC、BtoBにかかわらず市場規模やEC化率ともに増加傾向にあり、既存流通からのパラダイムシフトが起こり始めているように感じる。
よくわかる。EC市場規模の算入範囲
EC市場規模を算出するためには、どの範囲の取引金額を計上しているのだろうか。
また、BtoC市場と、BtoB市場の範囲はどこからどこまでだろうか。
海外メーカー、国内メーカー、卸、小売等、さまざまなプレーヤー間での取引があるが、これをまとめたものが図表5-3「EC市場規模の参入範囲」である。
取引金額算出において、上図では国内から海外への販売(輸出)は含まれるが、海外から国内への販売(輸入)は取引きの金額に含めていない。 肌感覚でも越境ECだけでなく、海外進出を含めグローバルな展開をおこなう企業が増加傾向にあるように感じる。
EC関連定義一覧
同じ、電子商取引という言葉においても、狭義の場合を指すのか、広義の場合を指すのかにより、対象となる商取引の範囲が異なってくるので、要注意だ。
関連リンク
平成 27 年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)