電子発注システム（英：Electronic Ordering System、略称：EOS）とは、オンライン上で受注・発注データを交換する受発注システムである。

従来は電話やFAXでおこなっていた受発注業務を、コンピュータと通信回線を使って大量のデータを交換することが可能になり、量販店をはじめとした比較的規模の大きい小売業と、相手方であるメーカーや卸売業との間で導入された。

当時は電話回線などを利用してデータ交換をおこなっていたこともあり、データ転送量に対して課金されることが多く、データ交換のスピードも遅かった。インターネット回線の登場によりEOSやWeb-EDIといった名称で専用システムを構築する動きが加速した。