複数サイトの活用方法をご紹介

2022月9月16日
複数サイトの活用方法をご紹介

こんにちはBカート運営部です。最近、お客様から2サイト目を検討したいのですが・・・というお声をいただくことが増えてきました!1サイト目がうまくいったので、他の販路や事業向けにもBカートを活用したいということのようです。そこで、今回の記事では、Bカートで複数サイトを運用する場合の活用事例をご紹介します。2サイト目を検討されている方は是非チェックしてみてくださいね!

 

 

1.販路別の複数サイト活用事例

一番多いご相談は、販路別で複数のBカートを活用したいというケースです。

特定の顧客層向けにサイトを新設

とある化粧品メーカー様は、問屋様向けのサイトをオープン後、サロン様向けに特化したもう1サイトをオープン。

問屋様向けのサイトでの運用形態クローズド設定でしたが、サロン様向けのサイトでは、セミクローズド+手動承認設定での運用です。これは、新規顧客を見込むためと考えられます。

また、自由ページ機能等を活用して、サロン様向けサイト専用のコンテンツも色々とご用意しているようです。例えば、サロン様専用のOEM商品やPrivate Brand 商品など特殊な商品の発注方法に関する注意書きをまとめたページや、サイト利用者(サロン経営者様)へのインタビュー記事を掲載するページがありました。

新規顧客層向けにサイトを新設

また、とある雑貨メーカー様は、既存顧客様向けのサイトをオープン後、既存顧客とは異なる層の新規顧客様向けに特化したもう1サイトをオープン。

高齢層向けの商品を取り扱う既存顧客様向けのサイトデザインはシンプルでしたが、若年層向けの商品を取り扱う新規顧客向けには充実したデザインになっています。

例えば、商品のイメージ画像や商品特集のLPが多用されていたり、インスタグラムのリンクが設置されていました。全体的に若々しく、洗練された印象を感じます。

!Check Point ~販路別にサイトを分けるメリット~ 
  • 別サイトにすることで個別でドメインを保持することができる。

     →新しいターゲット層に応じたSEO対策がしやすい。

  • 目的に応じてサイトの運用形態を選んだり、サイトデザインを構築できる。
    ターゲット層への訴求力が高まりやすい。

2.商材別の複数サイト活用事例

次に多いのが、商材・事業別で複数のBカートを活用したいというケースです。

別の事業部がサイトを新設

とあるメーカー様は、コスメ事業部でサイトをオープン後、同企業のアロマ事業部でもう1サイトをオープン。

商材によってサイトを分けたことにより、個々のブランドイメージに合ったサイトデザインになっています。

また、関連性のない商品がないことで、カテゴリ欄や新着情報、特集記事などについて、サイト利用者が本当に必要としている情報を入手しやすくなっているように感じます。

サイト管理者にとっても、特に事業部が異なるような場合には、新着情報のアップデートやメンテナンス等を各事業部に合ったタイミングで実施することが可能な為、利便性が向上するのではないでしょうか。

!Check Point ~商材別にサイトを分けるメリット~ 
  • 別サイトにすることで、個別でドメインを保持することができる。
    →それぞれの商材の競合に応じたSEO対策がしやすい。
  • 商材に応じてサイトデザインを構築することができる。
    →関連性のない商品やテーマなどがなくなるので、ユーザビリティの向上が期待できる。
  • サイトの更新のタイミング等、事業部ごとに異なるフローで運用することができる。
    →サイト管理者の利便性の向上が期待できる。

3.その他の複数サイト活用事例

その他、営業所別や本番とテスト用とで複数のBカートを活用したいというケースもあります。

全国の営業所ごとにサイトを契約(大手様向け)

とある大手メーカー様は、全国各地の営業所単位で複数のサイトをオープン。

それぞれの営業所が独自のフローで運用する形のようです。営業所が異なる場合は、異なる目標やスケジュール感で動いている可能性が高いと考えられるため、別サイトにしていただくと、サイト管理者の作業効率アップにつながるように思います。

また、サイトを分けることにより、個々の営業所単位での売上高なども把握しやすくなるかと思われます。

!Check Point ~営業所別にサイトを分けるメリット~ 
  • サイトの更新のタイミング等、営業所ごとに異なるフローで運用することができる。
    →サイト管理者の作業効率アップが期待できる。
  • 売上高等、営業所ごとの個々の成績を出しやすくなる。
    拠点別の営業成績を管理しやすくなる

テストサイト用(大手様向け)

また、とある大手メーカー様は、本番環境に加えて社内テスト環境用のサイトをご契約いただいています。

テスト環境の運用形態は、社内用なのでクローズド設定です。

大手企業様は、サイトに登録している会員数や商品点数が多いため、新商品の追加等でサイトをアップデートするときは、事前確認を必要とする場合もあるのではないでしょうか。テスト環境で一度お試しいただいてから、本番環境に反映していただくと、安心かもしれませんね!

!Check Point ~社内テスト用サイトを設けるメリット~ 
  • 運用中のサイトをアップデートするために事前確認することができる。
    →会員数や商品点数が多い場合には、影響範囲が大きいので有用性があると考えられる。

4.おわりに

最後までご覧いただき、ありがとうございます!

最近は、Bカートによりサイトの運営がうまくいったとのお言葉をいただくことが増えてきました。これによって「新しい顧客層向けにもBカートが使えるのでは?」社内の別の事業部でもBカートが使えるのでは?」などと複数サイトをご検討くださる企業が増えているのかもしれませんね。そのような場合に、こちらの記事を参考にしていただければ幸いです!

著者について
Bカート運営部
Bカート運営部 Bcart Operations Department

BtoBならBカート!で、おなじみのBカート運営部です。BtoB(企業間取引)のEC化を促進し社会にインパクト与えます。より良いサービスをご提供できるようスタッフ一同奮闘中!

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