受注時は5%で納品時には8%。消費税率改正時には何%で対応したらいいの!?〈卸売編〉

2014月3月7日
受注時は5%で納品時には8%。消費税率改正時には何%で対応したらいいの!?〈卸売編〉

いよいよ来月2014年4月から消費税が8%にアップしますが皆さんの会社はご対応は済んでおりますでしょうか? 本日は、最近お問い合わせが多いものの中から消費増税に関するお話をしたいと思います。

5%?それとも8%?

「3月31日までに受注した注文があり、納品する時は4月1日以降になります。
その場合の消費税率は5%で対応するべきか、8%で対応するべきか、、」

といった卸売企業からのお問い合わせが増えています。

この場合、どの時点で売上計上するのかがポイントになってくると思います。

例えば、取引先との契約条件によっては「出荷基準」で売上計上されるものもあれば

検品基準」で売上計上されるケースもあります。

したがって、いくら3月中にオーダーを受付けたからといって

それがいきなり売上げに繋がるわけではなく、ちゃんと?出荷(または検品)が終了した時点で

はじめて売上げになっていくのです。

また、楽天のカートページ(確認ページ)にも注意を喚起する内容のバナーが確認できますね。

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お互いの信頼関係が大切なので

BtoB(企業間取引)の場合はお客さんと「長くて深いお付き合い」をしていくことが

ポイントになってくると思います。無駄なトラブルを防止する意味でも、お互いに事前確認を

してみてはいかがでしょうか。

消費税引き上げスケジュールや経過措置などに関してはコチラを御覧ください

※最終的には税理士さんにご相談されることをおすすめいたします

著者について
鵜飼 智史
鵜飼 智史 Satoshi Ukai

BtoB ECの第一人者として黎明期より活躍。Eコマースの展示会での特別講演や全国規模でのセミナー活動を精力的におこなう。また、BtoB EC界隈に参入を計画する企業への社内勉強会やアライアンスなども積極的におこないBtoB ECの根本的な底上げを推進している。 まだまだアナログな作業が多いBtoBの業務フローをデジタル化するべく奮闘し、これから訪れる企業のデジタルトランスフォーメーションへの本格的な対応を見据えて日々企業の業績アップに貢献している。

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