【2022年度版】BtoB-EC市場規模|EC化率は35.6%に成長@経済産業省
成長を続けるBtoB-EC市場。経済産業省が発表した2019年度版の調査結果では市場規模は344兆円に上昇!EC化率はついに30%を超え、業界全体でますます盛り上がりを見せています!
経済産業省は令和1年5月16日に 「電子商取引に関する市場調査」を発表しました。本記事では、BtoB ECに関する部分をまとめています。
BtoB-EC市場規模の推移(2014年~2018年)
2014年から2018年BtoB-EC市場規模の推移を下記グラフから確認することができます。
出典:平成 30 年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)
平成30年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、18.0兆円(前年16.5兆円、前年比8.96%増)、BtoB-EC(企業間電子商取引)市場規模は344.2兆円(前年318.2兆円、前年比8.1%増)に拡大し、EC(eコマース、電子商取引)の浸透を確認できる数値であるEC化率は30.2%(前年比0.8ポイント増)となりました。
昨年に引き続き、BtoC、BtoBにかかわらず市場規模やEC化率ともに増加の一途を辿っているが、上記の数字からもわかるように、BtoB-ECはBtoC-ECに比べると、約20倍の市場規模となっていおり、今後ますます成長が期待されます。
また、2018 年規模が 2017 年から拡大した業種は、上位順に「卸売」、「輸送用機械」、「繊 維・日用品・化学」、「電気・情報関連機器」となっており、 昨年度と比較すると「繊 維・日用品・化学」「電気・情報関連機器」など、BtoC-ECからBtoB-ECへの参入を窺わせる業種が増えてきている印象があります。
関連記事:【BtoB-ECとは?】新時代の企業間取引を解説!
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よくわかる。EC市場規模の算入範囲
海外メーカー、国内メーカー、卸、小売等、さまざまなプレーヤー間での取引があるが、商取引の流れとBtoB-ECおよびBtoC-ECの算入範囲をまとめたものが図表2-3「EC市場規模の参入範囲」です。
上図では、国内に拠点を置 く企業が国内で販売した製品・サービスの額を算入対象としており、国内から海外への販売(輸出)は含まれるが、海外から国内への販売(輸入)は取引きの金額に含めていません。
こうして図で見るとBtoB-ECの市場規模の大きさがよく分かります。
EC関連定義一覧
同じ、電子商取引という言葉においても、狭義の場合を指すのか、広義の場合を指すのかにより、対象となる商取引の範囲が異なってくるので、注意が必要です。
同じ、電子商取引という言葉においても、狭義の場合を指すのか、広義の場合を指すのかにより、対象となる商取引の範囲が異なってくるので、注意が必要です。
関連リンク
平成 30 年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)
【2020年版】BtoB-EC市場規模|352.9兆円(前年比2.5%増)EC化率は31.7%(前年比1.2%増)成長@経済産業省
【2016年版】BtoB-EC市場規模|203兆円(前年比+3.5%増)、EC化率は19.2%(前年比+0.7%増)@経済産業省